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詩と映画と日記

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ローマの休日

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『ローマの休日』

監督・製作
ウィリアム・ワイラー

キャスト
オードリー・ヘプバーン
グレゴリー・ペック
エディ・アルバート




ヨーロツパの或る国の若く美しいプリンセスが
国々を歴訪する旅の途中でローマを訪れました

肌色も言葉も違うたくさんのひと達からの
歓迎の挨拶を受け
自分の肩までしかないようなお年寄りと
ダンスを踊り
疲れ果てて夜を迎えた王女は
お付の者から
翌日の過密な予定をを聞かされているうちに
癇癪を起こして泣きだしてしまいました

急遽侍医が呼ばれ
楽しくなり、眠くなる注射を打たれました

眠りにつこうとしながら
窓から見える景色にふと心を誘われて
誰にも告げることなく
ひと時の自由を求めて外出をします

プリンセスが街に着いた頃には
鎮静剤が効果をあらわしはじめて
アン王女ははベンチに横になり
うつらうつらとしてしまいます

ここにグレゴリー・ぺック扮する
新聞記者が通りかかり
物語は展開していくのですが

この映画1本でいきなり躍り出て
あふれる若さと気品も匂やかに
ハリウッドに嬉しいショックを与えた
オードリーの
とても女らしいけれど女を感じさせず
お茶目で清らかな愛らしさが
世界中を魅惑しました

オードリーの髪型やファッションも
大流行したのを思い出します

トクダネを追う
グレゴリー・ペックの新聞記者が
嫌味のない優しい演技で
オードリーを引き立てます

この映画を見ないひとは
人生を輝かす一粒のとてもよいものを
取り逃がしているように思えてなりません

絶対のお勧めです





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